生々流転Vol.2~響~54帖・贈答歌
2022.11
2022年11月から翌年1月まで開催された東京都美術館「美をつむぐ源氏物語」のために制作しました。「桐壺」から「夢浮橋」までの54帖の贈答歌108首を扇型の料紙に書き、それを銀箔が貼られた2m×10mの大きなパネルに配しました。
Instructor
Profiie
日本書道美術院 理事・毎日書道会 評議員
Achievements
2022年11月より2023年1月まで、東京都美術館では「上野アーティストプロジェクト」の第6回目として、「美をつむぐ源氏物語~めぐり逢ひける えには深しな~」展を開催しました。同展は、源氏物語をテーマに、書、ガラス工芸、染色、絵画の各分野の作家の作品を一堂に会したものでした。書の分野からは、高木厚人先生とともに私が依頼され、大小さまざまな作品群を展示いたしました。
特に、源氏物語全54帖の贈答歌を連ねた大作「生々流転Ⅱ~響~」はご好評をいただきました。
3年間にわたって、母校の白百合女子大学図書館にて、「心に効く源氏物語~紫式部からのメッセージ」と題し、源氏物語全54帖にまつわる歌や名場面を書作品にし、展示いたしました。
2019年に第一回目とワークショップを実施、コロナ禍による中断を経て、2023年に第二回、2024年に第三回を開催いたしました。
全54帖の作品化に挑み、三回の展示が無事終了いたしました。母校のご協力のお蔭と深く感謝しております。
Works
2022.11
2022年11月から翌年1月まで開催された東京都美術館「美をつむぐ源氏物語」のために制作しました。「桐壺」から「夢浮橋」までの54帖の贈答歌108首を扇型の料紙に書き、それを銀箔が貼られた2m×10mの大きなパネルに配しました。
2023.11
与謝野晶子の歌集「流星の道」より、源氏物語を思わせる一首を作品に仕上げました。源氏物語の名現代語訳者としても知られる与謝野晶子、源氏物語の数々の恋文が思い浮かびます。
2022.08
この作品は、2019年の白百合女子大「心に効く源氏物語」第1回展に展示されました。源氏物語第五帖「若紫」の有名な場面をもとに制作したものです。
2023.11
万葉集巻二102の歌にある「孤悲」を、「紫紙金泥経」をイメージし、「ひとり想う気持ち」と「祈り」を重ね合わせ、紫紺の写経の紙に金泥で表現しました。
Links
日書展サンスター国際賞受賞
2022年1月開催の第76回日書展において、同書展の最高賞であるサンスター国際賞を受賞いたしました。
受賞作品は、長年書き続けている源氏物語の中から、「紅葉賀の巻」より、「もの思ふに立ち舞ふべくもあらぬ身の…」の部分。
同賞受賞は、2022年2月の毎日新聞に報じられたほか、サンスター社のHPにも掲載されました。